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今、この本を手にとっている方は、かつての私と同じような立場にいるのかも知れない。
魂や死後の世界−そういったものが“存在しているにちがいない”という予感を持ち、本屋で目にする霊界ものやオカルトもの、予言ものの本を手にとってはあちらこちらを拾い読みし、興味を引くものは買いこみ、目を通す。しかしそういった本が与えてくれる知識はいつも断片的で、時に互いに矛盾し合い、決して一つにはまとまらない...。そうして、「どうせ生きている間には霊の世界のことなど納得がいくように知ることなんてできないんだろう」「霊の世界というのは多分、理屈や科学の法則を超えたものなのだ」といった、なかばあきらめにも似た気持ちを抱く−。
同時に心の片隅を占める、『ノストラダムスの大予言』のような本に語られている人類にとって何か終末的な、人類の存在自体を脅かすような危機が近づきつつある、というかすかな予感を持つ−確かに何かが、今この二十世紀末に生きる我々に訪れつつあるという気がする。それは一体何なのか?世界的な規模の戦争か、天変地異か、それとももっと大きな災厄が人類に降りかかるのだろうか−。 それは聖書や神話に記されている、“神の裁き”といわれているものなのだろうか?そうだとしたら、それは何故なのか?そして、そういった時代に自分が生まれてきたことには、何か意味があるのか−?
本を読み雑誌のページを繰り、あるいはあたりを見まわせば、・・・・・・・等々と主張する人々がいる。・・・・・・・
何かが違うような気がする―もっと確かな足場のようなものが欲しいと思う―その上にしっかりと立ち、囲りを見渡し、そして考えることのできるような足場が―。ただやみくもに信じなければならない宗教のようなものではなく、誰にでも理解できるルールを持った、法則性をもった何かが―。そして現代科学と矛盾することなく、むしろそれによって補強されていくような、思考のための規範が―。
その“規範”の土台となるものを今の私自身は探り当てたのではないかと考えている。その大ざっぱな形をこの本を通して示してみたい。
人間というものの存在について、その生と死について、人類というものについて、そしてその過去と未来について、宗教、科学、そして神というものについて―恐らくはあなたの心の片隅を占め続けてきたであろうたくさんの疑問に対する答えの“鍵”となるものが、この本の中にはおさめられている。・・・・・・・
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