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エルアール出版
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『天上界メッセージ集(正)』
(1985年2月5日 初版発行)抜粋

「ガブリエル
・・・『天国の扉』に続く天上の書『天国の証』において私達は、いまままで皆様に語ることの出来なかった天上の苦衷を誠意と限りなき悲しみをこめて語りました。そして同時に「最後の審判」という大いなる裁きが人々の徳と罪とを秤りにかけて行われているという事実も明らかにしました。
 しかしそれは善なる心の人に恐れを齎すものでもなく、徳高き人々に世界の暗闇が身近にあると伝える宣言でもないのです。
 却ってこれらの人々は神にありて喜び、その人々と同じ心を神々が、天上の者が有していることに共感を覚えて勇気づけられねばならぬものなのです。
 人々の中には“厳しすぎる”“慈悲と愛が足りない”と評された人もいますが、神における善我の心とは、磨かれた、光を放つものでなければならぬのです。原石を磨いて宝石とするのに研師はどのような仕事をするでしょうか。磨かれる原石にとっては決して居心地のよい、楽しいものではありません。研磨とはそのような仕事です。ごつごつした石を割り、荒い表面を磨きに磨いて表面を滑らかにし、水をかけては汚れを洗い流す。それを何度も何度も繰り返すのです。
 そのようにあなた方は神の戒めと光によって、そして自己の反省と改めによって魂を磨かねばなりません。
 慈悲と愛はいかなる世にも善に徹し、徳に親しみ、賢者となる時自然に解るのです。魂が堕落を許されぬ環境において、神の光を感じ、清々しく悪の心を容れぬ浄められた良心において、人と対する時、心からなる誠意と善と思いやりが湧き出てきます。何の躊躇もなく、何が正しく、何が誤りであるか見抜き、指摘することが出来ます。
 それは魂の歌であり泉なのです。
 そして人の世の汚れに染まぬ心を持ち、自然の美しさに触れ、鳥や動物の無邪気なそして自然の摂理に叶った生活を目にする時、またそれらへの限り無き慈しみの心が溢れ出てくるのです。
 神の恵みとはこのことであるかと悟り、天上の大いなる慈悲と愛をしみじみと感じるでしょう。そしてこれは波動の荒々しい、投げやりで荒んだ感情や心の人や、己のことのみに明け暮れる人には決して悟れぬものだと私は断言致します。・・・・・・・」