第一章 高次元の方々より
天上界の美と正しさ ウリエル
「天上界は人の心によって美しいところです。くもりない人々の集うところであれば、目のさめるような景色になります。高次に住む天使や如来もまた景色と同じく、浄化され、姿形を超えた美しさがあります。
天上界の美しさは、長い年月と多くの労苦と厳しい修行の積み重なった姿です。やさしさは鋭さを含み、暖かみは批判眼を備えています。自己中心的ではなく、相手の成長と幸福を願っての姿なのです。これを愛といいます。特定の人や物にではなく、ありとあらゆるものへの尽きることなく、飽きることない献身としなければならぬことをわきまえた心です。
天上界の人々は、特殊な能力を持って人の心を読み、導くのではありません。物事を見きわめる判断力に依るのです。もちろん、人の考えることは波動となって伝わりますが、その中に正邪を見つけるのはこの判断力なのです。判断力は死後、急に身につくものではありません。地上に生きている間に大方の可能性が決まるのです。
魂の研磨は、自己の魂にのみ必要なのではなく、死後も天上界の一員として建設の為に働くのにも必要なのです。生命あるもの、存在するものとして生まれてきたからには、自分が生きるように同じく、他をも生かす手伝いをせねばなりません。
天上界高次元の人々の姿形を超えた美しさとは、単に暖かさややさしさの現れでなく、正しさの姿なのです。この正しさとは愛、宇宙の法則を意味します。
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